黒の鎧、福岡市A庭(2)

A庭には和の庭もある。
かつてモミジを植えてもいつも枯れたという場所に、そんなことはないだろうとモミジを植えた。
今は立派に根付いている。
しかもこの木は紅葉が真っ赤で見事らしく、近所の人も見に来るほどだそうだ。

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▼ここはもとはこうだった。
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▼今(2008年6月)
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▼杉苔(すぎごけ)とギボウシの明るい和庭となった。
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▼サツキが柔らかく咲きこぼれている。
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▼この庭のもうひとつの魅力は、大きめの『家庭菜園花壇』である。
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土の面で幅1メートル×長さ4メートル弱ある。
この4年でさまざまな野菜をつくってこられたらしいが、今日はたまたま全部抜いて土をつくっているところらしかった。
もともとあったブロックを利用して縁に枕木を乗せた。
高さが50センチメートルくらいなので、畑手入れが楽でベンチのように休むこともできる。

このように、高くつくられた花壇を専門的には『レイズド・ベッド』(持ち上げられた花壇)といって、
車椅子利用者や低所作業が苦手な人のために考案されたものである。
けれど、もちろん一般の人にとっても作業がしやすいことは同じ。
目線に近いところに花や作物がつくので目が行き届きやすい。


これまで福祉施設や病院の庭でいくつか造ったが、個人の庭でもこうした高い花壇をつくることは多い。
ここA庭でも、この菜園のために庭で過ごす時間は以前より格段に増えたという。
日々作物の成長を見守ることは楽しいことだろう。
ましてや収穫の時は。。
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