カテゴリ:作品【住宅庭園】( 25 )

玄関から庭園全体をみる。
写真の左から、枕木テラス→木立の島→芝生の広場→ウッドデッキ→母屋となります。
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モミジとカエデの「木立の島」には水場があります。
施主さんが所蔵されていた陶器を水鉢として利用することになりました。
水の出るパイプ(筧)はステンレス製の特注品。これも門扉をつくった上田さんの作。
水はぽちゃぽちゃと音を立て、水面が動いて綺麗です。
野鳥の水飲みや水浴場にもなることでしょう。
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園内には数十種類の樹木と、なんと百種以上の草花(ハーブ含む)が植えられています。
草花は施工の成富さんのセレクトです。
普通の種類より、さらにひと味こだわったセレクトがされています。
これからの芽吹きや開花が待たれます。

この庭の横には本当の畑があります。
これは畑との階段にいたるもう一つの門扉。このデザインも可愛い。
オリジナルのネットフェンスにはツル薔薇が絡むようになっています。
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全てはこれから始まる庭園です。
植物の芽吹きや開花に際して、このブログでできるだけ紹介したいと思っています。
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門扉を通ると家の玄関までのアプローチがあります。
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また、アプローチと逆の方向、すなわち家から遠い方向にレンガ敷きの細い路があります。
これは木々に囲まれた「枕木のテラス」につながっています。
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テラスは枕木の古材とさび御影の縁石と芝の目地のコンビネーションです。
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このテラスは庭の奥の静かなスペースです。
ベンチやテーブル&チャアを置いて、木々の新緑や木漏れ日、紅葉や落葉を楽しむことができます。
側に桜も植えたので花見を楽しむこともできます。
そして、ここは隣接する田園や遠くの山などの風景を楽しめるように視界を確保しています。
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風景との連続を考慮して、枕木の方向は田の区画(稲の植え付け方向)と合わせています。
言われないと分からないことだと思いますが、風景との連続感を邪魔していません。
写真の右側の木が「ウミネコ桜」という洋風の珍しい桜。
施工の成富さんの見立てです。さてどんな花なのでしょう。楽しみです。
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鳥栖で工事していた庭が完成しました!
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建築は平田建築設計事務所の平田大和さんの設計。
敷地はとても自然環境に恵まれた場所です。
石積みの塀の手前は駐車スペース。
駐車スペースの中央に石敷きの路があります。
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門扉と表札柱は鉄製の特注製作品。
artisan(アーチザン)の上田豊さんによる仕事。デザインは施主の娘さんのイメージを起こしたものです。
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造園の施工は成富石材庭園の成富義浩さん。
今回、成富さんには庭園各部のデザインや素材選びなどでも大変お世話になりました。
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敷地には既存の樹木(キハダ)があり、周辺も大変自然に恵まれた場所なので、
庭園はいかに周囲の自然と違和感なく共存できるかが重要でした。
そのため、駐車スペースと庭園スペースを区切る石積みも高さを低く抑え、
逆に、植える樹木は既存の樹の大きさとあまり不釣り合いにならないように大きくしました。
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着工前の夏の日。なんにもありません。
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造園工事は約1週間で完了しました。f0159794_249778.jpg

雨水瓶はこのように。
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ウッドデッキのテラスからみる。
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枕木の菜園。
クレオソートという薬剤を使っていない枕木なので、ツンとした匂いがしない。
ベタベタしないので腰掛けて座ることもできる。
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山野草の庭。ロックガーデン風。
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奥は芝生の広場と果樹のスペース。
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けっこう盛り沢山にいろんな場所があります。
さまざまな植物が植えられています。

詳細はそれぞれの季節が来てからということで。。。
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(2)のつづき。

実はこちらの庭はここからが真骨頂!

プランの相談を受けた時に、奥さんから頂いたご要望が素晴らしかった。

『家と庭は一体のもの』『生活を楽しむ庭』
『季節を楽しむ庭』『体験する庭』


プランナーが語るようなキーワードが次々と。。。
『家と庭は一体のもの』については建築で「ガーデンリビング」というカタチで結実している。
(これの写真を撮ってない、、すみません!!)

このブログで前回紹介した南側の庭は、雑木と山野草の庭なので『季節を楽しむ庭』といっていいでしょう。

そして『生活を楽しむ庭』と『体験する庭』については今回紹介する家庭菜園や実のなる植物がその答えとなってます。

前置きが長くなりましたが、枕木菜園1。↓
ここはブルーベリー専用となってます。
右端にうつってる緑の葉はレモンの木です。
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枕木菜園1の奥に同じサイズの枕木菜園2。↓
ここはラズベリーとブラックベリーが壁際に植えてあるのですが、
今は、手前のモロヘイヤとバジルがふさふさ茂ってました。
(しかし栄養がいい、、、)
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そしてその奥にもうひとつ枕木菜園3。↓
ここも1と2と同じサイズ。幅1m×2m。
枕木自体もクレオソートという有害薬物を使っていないもの(非クレオソート材)です。
いろいろ探して「ケンパス材」というものを使っています。
このエリアは芝生になっていてよりリラックスした感じになってます。
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モリゾーまたはキッコロのようにも見える緑のかたまりの正体はゴーヤー。(笑)
なんと元はたった一株のゴーヤー。ことし100個以上収穫したそうです!!すご。
10月なのにまだ生ってました。

菜園の右奥の木は、この土地にあったユズの木を移植したもの。
その手前には桑の木がこれからどうなるのか?楽しみに成長してました。(今1mほど)
桑の木は「マルベリー」を収穫するために2株植えてあります。
また、桑の葉には様々な効能もあるようです。。

さて、この菜園3はこの家のご主人とボーイズが管理していて、
『男畑』と呼ばれているそうです。僕はこれを奥さんのブログで読んで「ダンバタ」と発音してます。
哀愁のメロディが聞こえてきそうです。(笑)
ちなみにこちらの奥さんはパンやお菓子をたいへん上手につくられています。
庭にベリー類をたくさん植えたのはそれをそのままパンやお菓子の材料にするためと思われます。
奥さんのブログのたべものカテゴリーはこちら。
(めちゃ美味しそう、、)

これまでガーデニングはされなかったご主人もボーイズも最近はかなりハマっているとのこと。
そりゃ自分で作った野菜がこんなに美味しく食卓に上るのであれば。。。
写真を撮った日に奥さんとも話をしたのですが、

外でも家の中でもない庭という空間で過ごすひと時には、
なんともいえない独特の安らぎがあるということ。


これが生活を楽しみ体験する庭の一番の魅力なのではないかと。

そんな話をしながらカフェのようなリビングでコーヒーとお菓子(栗の渋皮煮)を頂きました。
お菓子の下の葉は桑の葉。普通にお洒落。。(笑)
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コアンY様庭(1)へ戻る。
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(1)のつづき。

アプローチ階段とエントランスポーチはオープンになってますが、
庭へは簡単な門扉があって不用意な侵入を妨げるようにしています。↓
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南側の主庭の奥ゆきは2mちょっと。
さび御影のピンコロ石の二丁掛け(ダブルサイズ)の縁石で植込みと園路を仕切っています。
園路は縁石とおなじさび御影の砂利敷き。
砂利の下には「防草シート」が敷き込まれていて雑草は生えません。
ちょうど萩が葉を広げていました。↓
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家側から主庭を見る。半戸外のタイル敷きのテラスと一体化するので狭さはないと思う。
こちらから見ると縁石のカーブもやさしい感じ。
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植込みの中にはオオバジャノヒゲという地味な下草がすこしと、何種かの野草。
まだまだ余地があって、植物に詳しいオーナー奥さんが少しずつ植え足してゆかれる予定。
奥さんの管理が行き届いていて、雑草は無し!!
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今ちょうどキキョウが綺麗でした。
(白のキキョウは珍しいなぁ、、、)
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ここではギボウシの品種にもこだわっていて、中〜大葉の3種。
クロッサリーガル、パトリオット、オレンジマーマレードという種類が植えられてます。
写真はパトリオット。↓
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主庭の奥にはノボタン(コートダジュール種)が咲いていました。
秋から冬にかけて咲く紫の花は華やかさとともにどこか日本の秋を感じさせます。
(コートダジュールですが。笑)
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(3)へつづく。
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こちらも今年の春に完成してましたが、改めて写真を撮らせて頂きました。

斉藤工務店さんの企画住宅コアンシリーズ。
建築設計は高岸博之氏。
プロデュースはプロトハウス。
外構庭園の設計と施工監理が私です。

建築外観。素晴らしくいい家です。町並みの中に綺麗な建築模型を置いたような印象。↓
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左側の壁を微妙に五角形にデザインしてます。↓
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敷地の前面に3台分の駐車スペースを取って、外壁と家はセットバックして建っています。
道路と敷地には高低差があって、普通ブロッグ積みに「白モルタル」で化粧した擁壁で直線的にシンプルに区切っています。
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五角形の壁のうしろにゆったりとした階段をおさめました。↓
毎日使う階段なのでとにかく上り易さを重視。階段という感じがしないくらい優しくなったと思います。
舗装面はコンクリートに墨モルタル仕上げ。あくまでもシンプルです。
(可愛くはありません。笑)
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南側の主要な庭は道路からも家からも眺められるようにできています。
コアン仕様のルーバーフェンスが生かされています。
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外構は『プライバシーを守りながら街との関係をどうつくるか!?』
これが一番大切なことだと思います。


こんなことを改めて思いました。

施主さんがセレクトしたサイン。これもシンプルでいいですね。↓
(絵はがきのようにトリミングしてみました。笑)
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(2)へつづく。
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今年2010年の夏に竣工した物件。
ご紹介が遅くなりました。

WAPI(ワピ)モデルハウスは太宰府の眞鍋建設さんが建て主で施工も行ない、
福岡のプロトハウスさんが企画プロデュース、
建築設計は福岡の相良友也さんが担当されました。

眞鍋建設WAPIモデルハウス
プロトハウスWAPI紹介ページ
相良友也建築工房WAPI HOUSE

『WAPI HOUSEとは「たしにったり」から名付けたもの。
基本プランをベースに、建て主さんのご要望に合わせてカスタマイズが可能です。
内装は自然素材を使用したものを使い、木材に関しては可能な限り国産材を使用しています。
外装も予算やご要望に合わせて、左官仕上げや木板、ガルバリウム鋼板、サイディング等、色々と選択することが出来ます。』
(相良友也建築工房WAPI HOUSE紹介文より転載)

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モデルハウスはコンパクトで美しく、機能的にもよく考えられた秀作です。
詳細は眞鍋建設さんや相良さんのHPでじっくりご覧頂きたいです。
FAKE大野さんの写真もこの家のいいスケール感を誇張なく撮れていて感心します。

私は外構庭園の設計と施工監理で協力させてもらいました。
すっきりとした佇まいの建築と合うように、株立ちの木ではなく、
あえて「一本立ち」の木の木立にしたところがコンセプトでした。

シンボルツリーにカツラの単幹(一本立ち)。
その他、シラカシ、エゴノキ、ヤマボウシ、ベニバスモモこれらはすべて一本立ち。
リビングから見えるシマトネリコだけは、隣家との目隠しの関係で株立ちとしました。

その感じを捉えた写真がこちら。(撮影:FAKE/大野博之氏)
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あえて一本立ちの木にしたのはコスト的に安いという理由もあります。
また、最近の「株立ちだらけ」の植栽にちょっと異議申す気持ちもありました。

私が撮った外部の写真は、、、
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もうすこし茂ってくれるといいのですが、、
今年の夏は猛暑でしたが、眞鍋建設さんはよく枯らさず管理して下さいました。

ここはモデルハウスですので、希望の方は見学できます!
その際は、眞鍋建設さんに連絡して見学予約されてください!
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コアンシリーズの外構庭園工事がまたひとつ完成しました!

f0159794_2385148.jpg今回の敷地は佐賀市内。
古い水路(クリーク)の残る静かな場所。

f0159794_2310945.jpgシンボルツリーはコアンモデルハウスと同じ「アオダモ」。
この木は最近人気です。葉が軽くて明るい印象ですね。幹肌が白っぽいのもいい。ここの白い塗り壁とも合っています。

今回特徴的なのがこのアプローチの石敷き。枕木と自然石(宝満石)の組み合わせです。↓
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敷地の北側が駐車場とアプローチで、敷地の南側はプライペートな芝生の庭になっています。
隣地との目隠しで雑木の植込みとしています。↓
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f0159794_23223675.jpg植込みの縁石として、最近は「割栗石」を使うことが多く、ざっくりとした仕上がりとなっています。

和室横のモミジの植込みの廻りは全面的に割栗石を敷いて歩きにくくして多少の防犯効果も期待しています。

この庭のメーキングはこちら。
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さて今日が工事の日でした。
着工前。↓ さびしげ。。
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約1.5時間後、完成!! ↓
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主木のカクレミノの足下には7種類の低木や草花。↓
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こぼれんばかりです。
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今は紫のヒメシャガが見頃です。
春のスズラン、夏のギボウシとヤマアジサイ、冬のクリスマスローズ、
年中葉が楽しめるキチジョウソウやハツユキカズラ、、
縁にゴロタ石を敷いて、狭いながら余白を強調してます。

これくらい小さい場所に、この程度頑張っていれば、、
なにか人の心に届くのではないでしょうか。。

すくなくともFさんはこれで毎日気持ちよくお仕事に行って帰ってこれることでしょう!!?
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