カテゴリ:作品【店舗庭園】( 5 )

南島原市の「一高本舗」。
手延べそうめんを主として、手延べ麺のギャラリーとショップとカフェ。
地元メーカー「山一」の旗艦店第1号だ。
今年の4月にオープンしたばかりだ。
僕がオープン後に訪れた今回が初めて。

一高本舗
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▼看板が未整備で国道を行き過ぎてしまう車があるとか。
とりあえず立て看板などで対応中。そのうち目立つ看板ができるらしい。
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▼キャノピー&エントランスポーチ
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▼「いらっしゃいませ」がバイリンガルで。
ここは観光バスもたまに来るので。アジアのお客さまは大切だ。
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▼ん?ちょっと遊びこころ?赤い犬のおしり。(笑)
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▼入り口を入ってすぐに大きなショーケースカウンター。
インテリア設計の平田大和と家具屋さんの力作。
※ガラスにヒビが入っているようにも見えるが実は手前のイスが映っているため。
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▼ショーケースの右側は「手延べ麺」のギャラリースペース。前にこのブログでも紹介した人形が展示されている。f0159794_21105220.jpg

▼見返すとかなり奥行きのある空間だ。この写真の奥がカフェスペース。
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▼さて、いきなりだが昼食のメニュー。注文したのは
『黒米麺のスープカレーそうめん』¥700-
「ごろごろ野菜にしまばら鶏、スープはもちろんオリジナルです。もっちり食感の黒米めんとの相性抜群。
ちょっぴり辛さが刺激的なそうめんです。」(HPより)
と、サイドメニューの『レーズンバター(パン付き)』。
パンにバターがついてるんじゃなくて、バターが主役。(笑)
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これは美味しかった!!
このカフェの食事メニュー(¥450から¥700)では一番高いのだが、試食した時から一番食べてみたかったメニュー。
トマトとチキンのコク。爽やかなカレーに、もちっとした黒米麺。
トッピングの野菜は長崎県産の大根、人参、ブロッコリー。
普通のカレーのジャガイモみたいな感覚の大根。
それぞれの野菜はただゆでてトッピングしてあるのではなく、それぞれ持ち味にふさわしく下調理してあったとか。
(シェフに聞いた)
パン付きのレーズンバターも最高!
米麺カレーにレーズンバターとパン。なんということだ。(笑)


▼午後別件の仕事を終えて、こんどはデザートを頂く。
本日のきまぐれシェフのデザート『クレーム・キャラメル』とコーヒー。
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これもうまい。クリーミィだけどさっぱりしたプリンに、濃厚なキャラメルシロップ。
量もしっかりあった。そして、
シェフが自腹購入したマシンでいれたコーヒー。
もう、これはコーヒー。これがコーヒー。
しっかり濃くコクのあるコーヒー。(こく、こくばかり、笑)

さすが元仏料理のシェフだけあって、コーヒーもしっかりしてる。
フランス万歳。手延べ麺万歳。

f0159794_2155420.jpg◀店内のメニューボード。
シェフのきまぐれ〜メニューじゃなくて、
きまぐれシェフの〜メニュー。(?)

f0159794_22111128.jpg◀手前の赤いキャップの方がきまぐれシェフ。
仕込みをがんばっていた。

▼窓からの景色。
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実はこの店のオーナーも午後は店に居て、
「毎日食べても飽きない」といいながらいろいろ召し上がっていた。
「自分たちが美味しいと思わないものは提供できないよねぇ。。」

と自画自賛をお互い笑い合ったが、
すこしずつここの良さが分かってくれる人が増えるといいなと思いつつ、
南島原を後にした。
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先週、梅雨入り前の晴れ日に、そうめんショップ&カフェの「一高本舗」に行ってきた。
植えた落葉樹が芽吹いているはずだから。
笹もちょっとは茂ったかな。
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おお、だいぶいいぞ。お客さんもかなり入っている。f0159794_18432063.jpgf0159794_18434113.jpg

▼全体像が分からないといけないので引きの写真を。
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▼自作自賛ですけど、僕はこのスロープが好き。(笑)
あまりにも広くてイレギュラーな形をしているのでスロープには見えないと思う。
変形土間に傾斜があるって感じか。
カラーコンクリートのアイボリー色もすこし色あせて馴染んできた。
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▼ウッドチップ庭に石のオブジェが。山一の会長が持ち込まれたとか。
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▼海の近いところにどうか?と思ったがモミジも元気。
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▼エントランスポーチから植込みをみる。大きな鉄釜。
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▼エントランスポーチから斜路方向をみる。有明海。海の向うの陸地はたぶん熊本(天草)。
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庭はまぁシンプルなつくりだ。
でもこの「こざっぱり感」が自分でも好きになってきた。
もうちょっとあふれる程に茂って欲しい。

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(内部&カフェメニュー紹介につづく。)
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各部の解説。
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シンボルツリーは「サルスベリ」の木。
これは明るいアジアンテーストを出すため。
だが全体は日本の雑木花木を植えている。

f0159794_22201225.jpg舗装(園路)は着色コンクリート(カラクリート)。
すこし赤みがかった茶色。
園路は池の縁でわずかに角度がついて右に曲がっている。
ここでちょっと立ち止まって、気分を変えて店の入り口に向かうためである。
日本庭園では、こういうアプローチのさりげない分節をよく行う。

最初の計画では池は道の両側にあったが、あまりに象徴的になりすぎるのと、水面が大きくなりすぎることもあって、右側は低木の植え込みとなった。
視線を左に残したまま、道は右へゆるく曲がるので水は片方で充分だったと思っている。
ちなみにこの池の水は建物に降った「雨水」を溜める仕掛けになっている。実際は梅雨期を除き、水道水で補充している。

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竣工して2年半。木々もだいぶん大きくなった。
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池の中の樹。背景の木立は駐車スペースとの距離感をつくっている。
ハーフミラーのキューブと水面に緑が反映している。
イメージとしての『透明な森』。
これまでは一番最近(2008年5月)の写真。

▼インテリア。これは竣工時の写真。
▼東側のもうひとつの『水の庭』。ミラーの他は外部が見えている。
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▼西側は『緑の庭』。同様にミラーの他は外の庭。
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シャンプースペースはもうすこし大きく開口がとられている。
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植えられている樹木は「ヒメシャラ」。背後の生け垣が今では濃くなってブロック塀は見えないはずである。

さて、最後に大きな池の中にある「蓮の花」。(2006年6月撮影)
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池の一部に窪んだ穴をつくってそこに土をいれて蓮が植えてある。
ここはいまでもメダカの棲み家となっている。
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アーティ@アーティ那珂川店は2005年10月にオープンした美容サロンである。
総合企画および建築の設計は、戸谷悟デザインオフィスの戸谷さん。
私は外構庭園の設計と現場監理を担当した。

店舗のテーマは“Future Resort”.
通常のサロンの観念を超えたリラクゼーションスペースを目指すとともに、
地域のランドマークとなるべく、オーナーと建築家が気持ちと力を合わせて造った施設である。

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私は計画の当初から参加したが、基本設計の段階で外構には大きな池が構想されていた。
そしてその池の上に浮かぶガラスの立方体。
ここはサロンスペースとは独立したエステスペースである。

外構設計としては、駐車台数の確保などの基本条件に応えなければならない。
また、池の形をどうするか。動線(道)をどのようにつくるかの検討など。
そうして導かれたのが、多少イメージ先行ではあるが、

『透明な森』というコンセプト。

『透明な森』は敷地の西側に南北に連なってあって、駐車スペースと池のある景観スペースを、
透けていながら「透明に」分離するスクリーンである。

『透明な森』の木の一本は池の中からも生えていて、森の透明と水の透明が重なる。
さらにその風景が水に浮かぶキューブによって反射増幅される……。


また、池は大きな楕円形である。
池の中には蓮の葉と花が浮かんでいる。

サロンのチェアの正面ミラーの下は開口(横長のfix窓)になっていて、
東側の席からはミラーの下が一面の「水」にみえる『水の庭』。
西側の席からはミラーの下が一面の「緑」にみえる『緑の庭』。
こういった演出も建築家の戸谷さんと一緒に考えて決めていった。

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▲撮影、2008年5月

(各部については後記。つづく。)


[データ]
アーティ@アーティ那珂川店
www.arrty.co.jp
福岡県那珂川町今光8-510-10
tel 0120-57-1555(予約専用)、092-951-2510
2005年10月オープン
企画、建築:戸谷悟デザインオフィス/戸谷悟
外構庭園 :樹家環境設計事務所(現、樹家設計)/川島雅人
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手延べめん(そうめん)のショップ+カフェ
「一高本舗(いちこうほんぽ)」
2008年4月5日にオープンしました。
http://www.ichi-ko.jp/

「自然と調和した店舗は、雲仙普賢岳災害時の復興住宅を改装。店内では手延べめんづくりの昔ながらの作業工程を人形で再現!これをみるだけでも一見の価値ありです。また、他では決して味わえないオリジナルメニューの手延べめんカフェもあります。」

営業時間 11:00~19:00 
(ラストオーダー18:30)
火曜日定休
(祝祭日の場合は翌日水曜日)

〒859-1504
長崎県南島原市深江町丁4615-2
TEL 0957-72-7119
E-mail:info@ichi-ko.jp

※ゴールデンウィーク中の休業日のお知らせ
 4月29日(火)、5月7日(水)はお休みさせていただきます。
 5月6日(火)は営業しております。



雲仙普賢岳災害時の復興住宅の改装で、
基本設計:樹家環境設計事務所+平田大和建築設計事務所(Architect Toybox)
内装設計監理:平田大和建築設計事務所(Architect Toybox)/平田大和
外構設計監理:樹家環境設計事務所/川島雅人
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●手延べめんショップ
「手延べめんの歴史と「7人の麺匠」による伝統の工程を、精巧な人形と映像で演出!楽しみながらお買い物が出来ます。商品はすべて「めんの山一」製造。伝統の手延べそうめんをはじめ大人気の黒ごまめん、ヘルシーなひじきめん、わかめめん、紫いもめんなどの珍しい手延べめんが購入できます。」

福井の「かとうかずお」氏による精緻で微笑ましい人形が目を惹きます。▼
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●手延べめんカフェ
「一高本舗」は新鮮で安全な食材を使用。野菜は県産品の採れたて新鮮野菜を使用! 特に、「ほうれんそう」、「水菜」は、地元田中農園の減農薬野菜。一年中採れるのでいつでもおいしく食べられます。めんは、「島原手延べそうめん」。特にコシの強さが自慢の「めんの山一」 の手延べめんを使用。彩り豊かなヘルシーめんも特徴です。」

福岡の老舗フレンチ「ボンジュール食堂」の元シェフが考案し、直接腕をふるうメニューが自慢です。▼
f0159794_10234889.jpg一高本舗オリジナルにゅうめん 550円

f0159794_1024417.jpg黒ごまめんの和風ぺペロンチーノ 600円

その他のメニューはこちらでチェックしてください!

GWぜひ南島原へGO!!


PS.
協同設計者 平田大和さんのブログ記事はこちらです。
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