<   2010年 10月 ( 16 )   > この月の画像一覧

道路側の前庭。
着工前は大きなアオダモがあるだけの状態。
植込みに縁がないので土が流れています。
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そこで、敷地内にあった白御影のピンコロ石を利用して縁石とすることに。
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すべて縦使いとしてちょっといい感じに。
ツリバナや他の小物、景石をいれたら小さな庭になりました。
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最終仕上がりのアップはこれです。
ここには施主の奥さんが好きで集めておられた「ヤマアジサイ」が8種類植え込まれてます。
ヤマアジサイ花壇ですね。テーマのある花壇は楽しいです。(来年の初夏が楽しみ)
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また、敷地内にある電柱がむき出しで暴力的な感じでしたので、、、
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ナンテンなど植えて気持ちだけでも柔らかく。
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これで駐車場もすこし庭園らしくなりました。
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駐輪場屋根(サイクルポート)の設置が終わり、いよいよ造園工事。
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既存樹を移植して、手前では雨水瓶の設置。奥では枕木花壇の設営。
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日が変わって、樹木の植込み。これでがらっと雰囲気が変わる。
中央はシンボルツリーのヤマボウシの株立ち(高さ3.5m、5本立ち程度)。
これの位置や向きは慎重に決めました。
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植込みの縁には「割栗石」を敷き並べる。
これはローコストで素朴な感じになるので私の庭づくりの最近の流行。
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植込みの中に低木や下草などを植え込んで、
通路は砂利敷きに。砂利の下には「防草シート」が敷き込んであります。
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主庭の「雑木の庭」の部分はざっとこんな感じで完成です。
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大野城の庭では、植物への水やり用に雨水を利用するための「水瓶」を設置する。

これは私が自宅でやっているのを、施主の奥さんがブログで見てくれて、ここでもやりたいというご要望からだ。
そのブログの記事はこちら。

私は自分でやってるくらいだから、雨水水瓶はとってもいいと思っているが、
これを実際やりたい!というご要望は初めてである。
いや、実際はコアンY様庭でもやろうか?という話はでたが、蚊の嫌いなご主人を慮って中止とした。
(蚊の問題は長くなるので別の機会に。水を頻繁に使えば特に問題はないと考えます。)


それで、肝心の水瓶を買いにいったのは朝倉市。(旧甘木町)
施主の奥さんと一緒に朝から出掛けた。

松尾商会
福岡県朝倉市鵜木213-1
tel 0946-24-6358

とにかくやたらたくさん水瓶がある。水瓶の宝庫?隠れスポットだ。
ここはむかしこのあたりを車で走っていて偶然見つけた場所。
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この中からこれ!という一つを見つけるのは沢山ありすぎて大変なのだが、、、
いくつか候補を挙げたのち、奥さんがひとつ「渋い」のを見つけた。(写真中央のもの)
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写真では分かりにくいですが、これは他のものよりもちょっと黒っぽい茶色。
釉薬が垂れているような意匠はなくて、マットな感じ。
上から1/4くらいのところに2本線が引いてある。なんかクールな奴。笑

これに決めてワンボックスの自家用車に余裕で積んで帰ってくる。
さっそく現場に置いてみた。
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うーーん。いいんじゃない!?
色が背後の木壁の色とピッタリ同じ。
瓶の大きさは高さが80cmで口の内径が50cm。
瓶のクールな2本線が分かります。写真の人物は奥さん。
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大きめのジョーロがすっぽり入って水を入れることができる。
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この水瓶を水が入っても倒れないようにどう固定するか??
やはり底をモルタルで固定しますかね。。
これから現場で職人さんと検討して決めます。
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これからご紹介する福岡県大野城市の外構庭園工事。

建築は福岡の設計事務所、設計機構ワークスさんの設計。

ワークスさんとは「楓の家」の庭や、
「木つつ木」はうすの庭で共働させてもらっています。

ここの奥さんが太宰府の「コアンモデルハウスの庭」「コアンY様庭」を見学に来て下さって、
私に庭の設計を依頼して下さった。なんとも有り難くやる気の出る仕事だ。

この家にはすでにシンボルツリーがある。約5mはあるアオダモである。
私が植えたのではないが、野趣のある良い木だ。(山採りの木らしい)
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今回私が設計したのは、自転車の屋根(サイクルポート、既製品)とその他の庭園部分。
サイクルポートから着工した。

自転車がたくさんあって、そのためサイクルポートは幅5mある。
既製品でローコストにシンプルにつくって、その前に木を植えて目立たなくしようという考えである。
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アルミの「オータムブラウン」色は、背後の板壁とほとんど同じ色で目立たず安心した。
道路側にはワークスさんがデザインした木フェンスがある。
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さてこれからどう変わりますか!?
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鳥栖の庭、メーキングのつづき

風光明媚という言葉がぴったりの庭園用地。

景色を遮ることなく、防犯の機能のための庭の境界のフェンスをどうするか?
木製のルーバーのフェンスも考えたが、
施工の成冨さんから提案されたのがこのフェンス。
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枕木を縦に埋めこんだ柱に、鉄のメッシュが嵌め込まれてます。
素朴でシンプル!
鉄のメッシュは無塗装なのでやがて赤く錆びます。
また、部分的にクレマチスなどのツル植物を絡ませる予定です。

ゆるくカーブを描きながら、地面の高さに応じて下がって行きます。
メッシュの面にもカーブが掛けてあるのが成冨さんの仕事の細かさです。^^
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NYのセントラルパークは341ha。
新宿御苑は58.3ha(583000m2/約18万坪)。セントラルパークの約1/6である。
地図でみても地下鉄やJRの駅の間に公園がある。
新宿御苑といっても新宿から入らなくてはならないということはない。
この日私は千駄ヶ谷門から入って新宿門から出た。
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NYのセントラルパークを連想したのはその規模だけではない。
背後に新宿のビルがNYっぽい。笑
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しかしなかなか広大である。
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プラタナスの巨木の並木があった。ちょうど絵になる外人さんが!
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フランス式の整形庭園(バラ園)がある。
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御苑といえば巨木である。これは園のほぼ中央にあるユリノキ。↓
別名ハンテンボク。半纏のようなカタチの葉が名前の由来。
もうひとつの別名チューリップツリー。チューリップのような花は咲く事がその由来。しかし大きい。
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今年の夏の暑さのせいか、葉には痛みが多く見られた。
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NYのそれと違うのは入園料(大人¥200-)が要ることか。
しかし入園料を取らないと悲しいかなこの公園も荒れると思う。
近くの住民は年間パスポート(¥2000-)を利用してプチNYな気分を味わっているのだろうか。
とってもうらやましい。
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by juka_kawashima | 2010-10-14 02:03 | 庭園紹介(本州)
上野の東京国立博物館
その西端にある法隆寺宝物館。1999年竣工の現代建築である。
緑の多い博物館の敷地内で明るい水の前庭が印象的。
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見学の日は朝から雨。普段は乾いている通路も濡れている。
美術に向かう気持ちの切り換えとなる。
関東にあって奈良の法隆寺へのトリップとも言えるか。
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内部のホールからの景色。敷地内の緑を借景としている。
晴れた日は水面が輝いて綺麗なことだろう。↓
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by juka_kawashima | 2010-10-14 01:35 | 庭園紹介(本州)
北品川、御殿山と呼ばれる閑静な住宅地にある原美術館
(ここのHPがみにくい、、笑)

私鉄の北品川駅から歩くこと15分くらいか。
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現代美術の美術館。上下階の鑑賞が終わると中庭にでる。
カフェがありいい感じ。
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f0159794_14351214.jpg女性に人気の小じんまりした美術館。( !?)
日々の事からしばし離れて自分に戻れる場所といったところか。
僕は帰り道が遠そうで心配だったが。(笑)
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by juka_kawashima | 2010-10-14 00:09 | 庭園紹介(本州)
先日の連休を利用して東京見物してきました。
いくつかご紹介します。

まず、昨年2009年10月にリニューアルオープンした青山の根津美術館

長い土間庇のアプローチ。ここで早くもちょっと圧倒される。↓
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館内ホールは庭を意識した傾斜の天井。↓
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明るい庭は平凡ですが、↓
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カフェが隠されていて、突然現れます。とても感じのいいカフェでした。↓
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20000m2(約6000坪)という広大な庭には4つの茶室がある。↓
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ため池もあって侘びた風情。とてもここが都心とは思えない!↓
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庭園内は露地が迷路のようになっている。↓
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茶庭なので派手な花はすくないがサルスベリがきれいに咲いていた。↓
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紅葉にはまだ早かったがマユミが鮮やかに。↓
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ここの渋さと凄さは体験しないと分からないと思います。
モミジも多いので紅葉の季節は格別かと。新緑の季節もいいし、館の人は雪景色も素晴らしいとおっしゃってました。
美術館は展示の区切りによって不定期の休館がけっこうあるので、
ホームページの休館日カレンダーで開館日をチェックしてお出かけになることをお勧めします。

しかしいつの時代も、時代が新しくなればなるほど、「和空間」こそが常に新鮮であり、
私たち日本人の心に沿うものであることを、ここではあらためて教えてくれるような気がします。
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by juka_kawashima | 2010-10-13 23:19 | 庭園紹介(本州)
(2)のつづき。

実はこちらの庭はここからが真骨頂!

プランの相談を受けた時に、奥さんから頂いたご要望が素晴らしかった。

『家と庭は一体のもの』『生活を楽しむ庭』
『季節を楽しむ庭』『体験する庭』


プランナーが語るようなキーワードが次々と。。。
『家と庭は一体のもの』については建築で「ガーデンリビング」というカタチで結実している。
(これの写真を撮ってない、、すみません!!)

このブログで前回紹介した南側の庭は、雑木と山野草の庭なので『季節を楽しむ庭』といっていいでしょう。

そして『生活を楽しむ庭』と『体験する庭』については今回紹介する家庭菜園や実のなる植物がその答えとなってます。

前置きが長くなりましたが、枕木菜園1。↓
ここはブルーベリー専用となってます。
右端にうつってる緑の葉はレモンの木です。
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枕木菜園1の奥に同じサイズの枕木菜園2。↓
ここはラズベリーとブラックベリーが壁際に植えてあるのですが、
今は、手前のモロヘイヤとバジルがふさふさ茂ってました。
(しかし栄養がいい、、、)
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そしてその奥にもうひとつ枕木菜園3。↓
ここも1と2と同じサイズ。幅1m×2m。
枕木自体もクレオソートという有害薬物を使っていないもの(非クレオソート材)です。
いろいろ探して「ケンパス材」というものを使っています。
このエリアは芝生になっていてよりリラックスした感じになってます。
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モリゾーまたはキッコロのようにも見える緑のかたまりの正体はゴーヤー。(笑)
なんと元はたった一株のゴーヤー。ことし100個以上収穫したそうです!!すご。
10月なのにまだ生ってました。

菜園の右奥の木は、この土地にあったユズの木を移植したもの。
その手前には桑の木がこれからどうなるのか?楽しみに成長してました。(今1mほど)
桑の木は「マルベリー」を収穫するために2株植えてあります。
また、桑の葉には様々な効能もあるようです。。

さて、この菜園3はこの家のご主人とボーイズが管理していて、
『男畑』と呼ばれているそうです。僕はこれを奥さんのブログで読んで「ダンバタ」と発音してます。
哀愁のメロディが聞こえてきそうです。(笑)
ちなみにこちらの奥さんはパンやお菓子をたいへん上手につくられています。
庭にベリー類をたくさん植えたのはそれをそのままパンやお菓子の材料にするためと思われます。
奥さんのブログのたべものカテゴリーはこちら。
(めちゃ美味しそう、、)

これまでガーデニングはされなかったご主人もボーイズも最近はかなりハマっているとのこと。
そりゃ自分で作った野菜がこんなに美味しく食卓に上るのであれば。。。
写真を撮った日に奥さんとも話をしたのですが、

外でも家の中でもない庭という空間で過ごすひと時には、
なんともいえない独特の安らぎがあるということ。


これが生活を楽しみ体験する庭の一番の魅力なのではないかと。

そんな話をしながらカフェのようなリビングでコーヒーとお菓子(栗の渋皮煮)を頂きました。
お菓子の下の葉は桑の葉。普通にお洒落。。(笑)
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