(2)のつづき。

実はこちらの庭はここからが真骨頂!

プランの相談を受けた時に、奥さんから頂いたご要望が素晴らしかった。

『家と庭は一体のもの』『生活を楽しむ庭』
『季節を楽しむ庭』『体験する庭』


プランナーが語るようなキーワードが次々と。。。
『家と庭は一体のもの』については建築で「ガーデンリビング」というカタチで結実している。
(これの写真を撮ってない、、すみません!!)

このブログで前回紹介した南側の庭は、雑木と山野草の庭なので『季節を楽しむ庭』といっていいでしょう。

そして『生活を楽しむ庭』と『体験する庭』については今回紹介する家庭菜園や実のなる植物がその答えとなってます。

前置きが長くなりましたが、枕木菜園1。↓
ここはブルーベリー専用となってます。
右端にうつってる緑の葉はレモンの木です。
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枕木菜園1の奥に同じサイズの枕木菜園2。↓
ここはラズベリーとブラックベリーが壁際に植えてあるのですが、
今は、手前のモロヘイヤとバジルがふさふさ茂ってました。
(しかし栄養がいい、、、)
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そしてその奥にもうひとつ枕木菜園3。↓
ここも1と2と同じサイズ。幅1m×2m。
枕木自体もクレオソートという有害薬物を使っていないもの(非クレオソート材)です。
いろいろ探して「ケンパス材」というものを使っています。
このエリアは芝生になっていてよりリラックスした感じになってます。
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モリゾーまたはキッコロのようにも見える緑のかたまりの正体はゴーヤー。(笑)
なんと元はたった一株のゴーヤー。ことし100個以上収穫したそうです!!すご。
10月なのにまだ生ってました。

菜園の右奥の木は、この土地にあったユズの木を移植したもの。
その手前には桑の木がこれからどうなるのか?楽しみに成長してました。(今1mほど)
桑の木は「マルベリー」を収穫するために2株植えてあります。
また、桑の葉には様々な効能もあるようです。。

さて、この菜園3はこの家のご主人とボーイズが管理していて、
『男畑』と呼ばれているそうです。僕はこれを奥さんのブログで読んで「ダンバタ」と発音してます。
哀愁のメロディが聞こえてきそうです。(笑)
ちなみにこちらの奥さんはパンやお菓子をたいへん上手につくられています。
庭にベリー類をたくさん植えたのはそれをそのままパンやお菓子の材料にするためと思われます。
奥さんのブログのたべものカテゴリーはこちら。
(めちゃ美味しそう、、)

これまでガーデニングはされなかったご主人もボーイズも最近はかなりハマっているとのこと。
そりゃ自分で作った野菜がこんなに美味しく食卓に上るのであれば。。。
写真を撮った日に奥さんとも話をしたのですが、

外でも家の中でもない庭という空間で過ごすひと時には、
なんともいえない独特の安らぎがあるということ。


これが生活を楽しみ体験する庭の一番の魅力なのではないかと。

そんな話をしながらカフェのようなリビングでコーヒーとお菓子(栗の渋皮煮)を頂きました。
お菓子の下の葉は桑の葉。普通にお洒落。。(笑)
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コアンY様庭(1)へ戻る。
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(1)のつづき。

アプローチ階段とエントランスポーチはオープンになってますが、
庭へは簡単な門扉があって不用意な侵入を妨げるようにしています。↓
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南側の主庭の奥ゆきは2mちょっと。
さび御影のピンコロ石の二丁掛け(ダブルサイズ)の縁石で植込みと園路を仕切っています。
園路は縁石とおなじさび御影の砂利敷き。
砂利の下には「防草シート」が敷き込まれていて雑草は生えません。
ちょうど萩が葉を広げていました。↓
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家側から主庭を見る。半戸外のタイル敷きのテラスと一体化するので狭さはないと思う。
こちらから見ると縁石のカーブもやさしい感じ。
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植込みの中にはオオバジャノヒゲという地味な下草がすこしと、何種かの野草。
まだまだ余地があって、植物に詳しいオーナー奥さんが少しずつ植え足してゆかれる予定。
奥さんの管理が行き届いていて、雑草は無し!!
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今ちょうどキキョウが綺麗でした。
(白のキキョウは珍しいなぁ、、、)
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ここではギボウシの品種にもこだわっていて、中〜大葉の3種。
クロッサリーガル、パトリオット、オレンジマーマレードという種類が植えられてます。
写真はパトリオット。↓
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主庭の奥にはノボタン(コートダジュール種)が咲いていました。
秋から冬にかけて咲く紫の花は華やかさとともにどこか日本の秋を感じさせます。
(コートダジュールですが。笑)
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(3)へつづく。
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こちらも今年の春に完成してましたが、改めて写真を撮らせて頂きました。

斉藤工務店さんの企画住宅コアンシリーズ。
建築設計は高岸博之氏。
プロデュースはプロトハウス。
外構庭園の設計と施工監理が私です。

建築外観。素晴らしくいい家です。町並みの中に綺麗な建築模型を置いたような印象。↓
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左側の壁を微妙に五角形にデザインしてます。↓
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敷地の前面に3台分の駐車スペースを取って、外壁と家はセットバックして建っています。
道路と敷地には高低差があって、普通ブロッグ積みに「白モルタル」で化粧した擁壁で直線的にシンプルに区切っています。
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五角形の壁のうしろにゆったりとした階段をおさめました。↓
毎日使う階段なのでとにかく上り易さを重視。階段という感じがしないくらい優しくなったと思います。
舗装面はコンクリートに墨モルタル仕上げ。あくまでもシンプルです。
(可愛くはありません。笑)
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南側の主要な庭は道路からも家からも眺められるようにできています。
コアン仕様のルーバーフェンスが生かされています。
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外構は『プライバシーを守りながら街との関係をどうつくるか!?』
これが一番大切なことだと思います。


こんなことを改めて思いました。

施主さんがセレクトしたサイン。これもシンプルでいいですね。↓
(絵はがきのようにトリミングしてみました。笑)
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(2)へつづく。
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今年2010年の夏に竣工した物件。
ご紹介が遅くなりました。

WAPI(ワピ)モデルハウスは太宰府の眞鍋建設さんが建て主で施工も行ない、
福岡のプロトハウスさんが企画プロデュース、
建築設計は福岡の相良友也さんが担当されました。

眞鍋建設WAPIモデルハウス
プロトハウスWAPI紹介ページ
相良友也建築工房WAPI HOUSE

『WAPI HOUSEとは「たしにったり」から名付けたもの。
基本プランをベースに、建て主さんのご要望に合わせてカスタマイズが可能です。
内装は自然素材を使用したものを使い、木材に関しては可能な限り国産材を使用しています。
外装も予算やご要望に合わせて、左官仕上げや木板、ガルバリウム鋼板、サイディング等、色々と選択することが出来ます。』
(相良友也建築工房WAPI HOUSE紹介文より転載)

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モデルハウスはコンパクトで美しく、機能的にもよく考えられた秀作です。
詳細は眞鍋建設さんや相良さんのHPでじっくりご覧頂きたいです。
FAKE大野さんの写真もこの家のいいスケール感を誇張なく撮れていて感心します。

私は外構庭園の設計と施工監理で協力させてもらいました。
すっきりとした佇まいの建築と合うように、株立ちの木ではなく、
あえて「一本立ち」の木の木立にしたところがコンセプトでした。

シンボルツリーにカツラの単幹(一本立ち)。
その他、シラカシ、エゴノキ、ヤマボウシ、ベニバスモモこれらはすべて一本立ち。
リビングから見えるシマトネリコだけは、隣家との目隠しの関係で株立ちとしました。

その感じを捉えた写真がこちら。(撮影:FAKE/大野博之氏)
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あえて一本立ちの木にしたのはコスト的に安いという理由もあります。
また、最近の「株立ちだらけ」の植栽にちょっと異議申す気持ちもありました。

私が撮った外部の写真は、、、
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もうすこし茂ってくれるといいのですが、、
今年の夏は猛暑でしたが、眞鍋建設さんはよく枯らさず管理して下さいました。

ここはモデルハウスですので、希望の方は見学できます!
その際は、眞鍋建設さんに連絡して見学予約されてください!
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福岡の10月は「アートをたずねる月」。
「フクオカアートウォーク」というイベントが毎年行なわれています。

神のいない神無月に美の神MUSEが舞い降りた。

というフレコミですが、実際は人海戦術で僕の友人も頑張っています。笑

こんなイベントに参加のお店のひとつ。
I.F.Q.d
北欧の家具や器が展示販売してあって、とても楽しく目の保養になりました。
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ここで先着50名のプレゼントでいただいたものが「グリーンスティック」というもの。
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なんと紙マッチのカタチをした植物の種でした!!!
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僕は「ジャーマン・カモミール」の種を選びました。
他にもハーブがありました。
開いた裏面にはスティックの使い方(基本的にひとつちぎって植木鉢の土にさす)や、種の種類に応じた植え付け時期、日当りや湿り気などの育て方の要領が適切な感じで書いてあります!

グリーンスティックは広告や記念品などいろんな使われ方が想定されているようです。
草花の種は買うと量が多過ぎたりして不便なこともあります。
ちょっと貰って、一差しさして、小さく育てて花や香りを楽しむ。。。
かなり素敵なコンセプトだと思いました。
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『こんな家に住みたいプロトハウス展』
■2010年10月1日〜10月31日
プロトハウス事務局福岡ギャラリー
 福岡市中央区今泉1-18-25 季離宮 中2F
フクオカアートウォーク参加企画。
詳細はこちら。

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私もプロトハウス「樹庵」を出展してます。
ご高覧ください!!
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いつもお世話になっているプロトハウス事務局さんが福岡今泉の事務局ギャラリーで「プロトハウス展」をされるということで、案をつくって出展させてもらっています。

展示のタイトルは「こんな家に住みたいプロトハウス展」。
プロトハウスとは、家のプロトタイプ(典型)といいますか、、いろいろ解釈はあると思うのですが、僕は、建築家というかデザイナーがその人の考えや個性をまとめた家のデザインというふうに考えました。

出したものはこんな図面。↓
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模型も作りました。
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作り手としての私のメッセージは比較的に単純です。

「樹」……木漏れ日、四季、露地、菜園、ルーフガーデン
「庵」……自然素材、高断熱、シンプル、ローコスト

要するに家は基本性能を重視してシンプルにローコストにつくって、
庭や外部空間もトータルに充実させましょう!!ということ。
まさに我田引水な提案です。(笑)

室内と庭をなるべく一体化させるために、1階の床レベルを低く抑えたり、敷地境界には高めのブロック塀をつくってリビングルームを広く見せたり、、、いろいろと工夫はしていますが、そういう細かいところは後からでもいいから、、とりあえず樹の多いプランです。
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コアンシリーズの外構庭園工事がまたひとつ完成しました!

f0159794_2385148.jpg今回の敷地は佐賀市内。
古い水路(クリーク)の残る静かな場所。

f0159794_2310945.jpgシンボルツリーはコアンモデルハウスと同じ「アオダモ」。
この木は最近人気です。葉が軽くて明るい印象ですね。幹肌が白っぽいのもいい。ここの白い塗り壁とも合っています。

今回特徴的なのがこのアプローチの石敷き。枕木と自然石(宝満石)の組み合わせです。↓
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敷地の北側が駐車場とアプローチで、敷地の南側はプライペートな芝生の庭になっています。
隣地との目隠しで雑木の植込みとしています。↓
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f0159794_23223675.jpg植込みの縁石として、最近は「割栗石」を使うことが多く、ざっくりとした仕上がりとなっています。

和室横のモミジの植込みの廻りは全面的に割栗石を敷いて歩きにくくして多少の防犯効果も期待しています。

この庭のメーキングはこちら。
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外構庭園のメーキングを紹介。

f0159794_2348642.jpg着工は盛夏。

f0159794_23493485.jpgアプローチの舗装。
枕木を据える。

f0159794_2351156.jpg自然石を据える。
これは時間がかかった。

f0159794_23563628.jpg石敷き完成。
仕上がりをチェックする。


f0159794_23593926.jpg朝夕涼しくなった9月末に植栽工事を行なう。
これはシンボルツリーのアオダモの植え付けの様子。

f0159794_01260.jpgこの日は雨。
南側の植栽が終わったところ。

完成写真はこちら。
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# by juka_kawashima | 2010-09-26 23:44 | 庭園メーキング
これからご紹介する「鳥栖の庭」。

建築の設計は平田建築設計事務所。

工事は成富石材造園さん。
この業者さんとは一昨年に久留米の展示会で出会った。


敷地は自然と景観に恵まれた場所。
庭の計画には昨年から着手して、今年の秋から着工しました。


まずは、主庭の奥にある「枕木テラス」の施工。
f0159794_0442966.jpg着工前。
素晴らしい景色。

f0159794_0454028.jpg路盤を整える。

f0159794_0474349.jpg完成。
枕木の向きは、オーナーさんとも協議して、水田の区割りの向きに合わせた。
これにより風景がつながって見える。

f0159794_0502051.jpg別の方向から見る。
ベージュの部分は錆び色の御影石。


現場はまだまだ続きます!
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# by juka_kawashima | 2010-09-25 00:53 | 庭園メーキング