雨の水、自庭の雨水利用

五月の雨。
早くも梅雨の訪れを予感させる。

空から水の粒が落ちてくる雨。
あまりにも日常的なことだか考えてみれば不思議なことである。
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そんな不思議な自然の恵みである雨水を少しでも有効利用したいと考えたのは今からもう5年以上前のことである。
雨水利用のすすめについては90年代の後半から提言はされていた。
ただ市販の雨水タンクはまだ高価だったし、デザインもよくなかった。
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市販雨水タンクのデザインが今は良くなったか?というとそんなに変わらないのではないかと思う。
ただ自治体の補助金制度などもあり、費用負担としては軽くなっているようだ。

この自庭の雨水の水瓶(みずかめ)は、庭木や鉢物への水やり用である。
これで150リットルくらい溜まる。
縦樋を途中で切って、エルボーという曲げジョイントで曲げて、瓶に水が溜まるようにして、瓶からあふれた水は近くの排水口へ流れてゆくようにしている。
シンプルなシステムである。

これをやったのは2001年の夏のこと。
水瓶は甘木の古道具屋から6000円で買ってきた。
もともと水瓶だということだか、普通は黒が多い。実は一度普通の黒のを買って設置してみたが、けっこうすごい存在感でいかにも「古民家調」という感じになってしまった。それでこれはわざわざ一度交換してもらっている。実はけっこう手間と労力をかけたものだった。
玄関先にあるので、最初は訪問客などが「面白いですね」と言っていたが、最近では僕も家人もこれの存在が当たり前になってしまって、それ故か来る人もなんにも言わないような気がする。
このように生活にすっかり溶け込んだということは、いろんな意味で成功だったのだと思っている。


雨が降ると、じょぼじょぼと水が溜まり始める。
雨の音とは違った水の音がする。雨と水の二重奏という感じだ。
一杯に溜まってあふれる様子を見るのが好きだ。
水の表面が波打ち、水の底は深く真っ暗である。



夏でもこの水で1週間くらいは鉢物や植木への水やりに使える。
瓶からヒシャクやジョーロを使って直接水やりできるのでかえって簡単である。
全体に水を撒くときは水道からホースで行う。
雨水と水道、両方を適宜につかってちょうど良い。
瓶の水がなくなると、そろそろ雨が降らないかなぁと思う。

家の周りがぐるっと庭になっている自宅では、実際はここ1カ所では雨水利用も賄えない。ここを含めて5カ所の雨水溜めがある。
ここ以外は普通のポリバケツ(90リットル)である。
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by juka_kawashima | 2008-05-24 23:51 | 家と庭について